2014年に理学療法士免許を取得、整形外科を中心として医療機関で勤務。手術後の入院リハビリや退院後の支援を経験。その後整形外科クリニック、訪問看護、通所介護、老人保健施設、自費訪問リハビリを経験。
趣味:サッカー、トライアスロン
資格:認定理学療法士、PHI Mat pilatesインストラクター、健康経営アドバイザー
サービス提供に対する思い
これまで病院やクリニック、介護保険施設、自費訪問リハビリなど様々なフィールドで仕事をしてきました。研修会にも参加し研鑽を積む中でたくさんの気づきや思いに出会いました。その中で強く感じたことがあります。それは
障害や怪我病気になる前に何とかできないか
ということです。
医療機関にいる我々に出会うには受診して診察を受け、リハビリ処方を出されてからお会いすることになります。つまりダイレクトでアクセスすることが難しいのです。またその時間もかかっていまします。もちろん医師や看護師に代表されるように様々な職種の目があった方が良い場合もあります。しかし我々理学療法士にもできることはあるのではないかと日々感じています。
何かしらの不調があり、それを貯めに貯めてもうやばい。となってから受診する人が多いです。それまで受診しない理由は「時間がないから」「日が経てば何とかなるから」と思ってる人が多くいることを知りました。
その中でも生産世代、労働世代の方々は仕事や家庭の合間の時間を何とか見つけて医療機関に掛かります。そこで直接企業に訪問することができればそのような人たちを助けることができるのではないかと考えました。休みを取得し時間を合わせて医療機関にかかることも重要ですが、その前に予防的に運動や介入をすることで生産性低下の予防や休職の予防が行えると思います。
現在の日本では労働世代の人口が減少しており、一人ひとりの責任や作業量が求めれています。働き方改革関連法案も始まり、働きやすい環境の整備が求められています。量の向上から質の向上へシフトする中で健康に対する関心は日々高まる一方です。また日本全体を見たときに怪我や病気を予防することで社会保険料を抑制することができ、企業がもつ存在意義や社会貢献の可能性があります。
健康経営に対する意識やサービスは増えていますが直接的に医療従事者が介入する場面はまだ少ないように思います。悪化した場合を知っている我々だからこそ予防医学の重要性は理解しています。それを広く共有することが重要です。
健康でいるから家族と過ごす時間がある、健康だから働くことができる。健康だから幸せがあると私は信じています。
代表 妻木脩人